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アイリッシュと国際結婚。イギリスバーミンガムでの出産・育児を記録していきたいと思います。6歳男児と3歳女児を育児中!


by nachimama83
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ちょっと切なかった出来事から・・・・

ママHAPPY?と1日に数回は聞く息子。
私は息子が良いことをした時、何か成功した時は
「ママはHAPPY HAPPY HAPPY」とHAPPYの回数で嬉しさを
表現している。最高は5HAPPYです。(今気がついたけど、日本語じゃない・・・・)

本日の朝、特に何もなく、二人で歯磨きがをしていた時のこと
息子氏が

「ママはHAPPY?」と聞くのでとりあえず
「うーーん普通よ」と応えた。

いつもの息子なら「普通」という返事は気に入らなくて、
「どしてよ?どうして普通なの?HAPPYじゃないの」と聞き返してしてくるのだけれど
今日は何を思ったか

「●●(彼のニックネーム)はpre schoolいきたくないって言わないよ。だからママ HAPPY?」と
聞き返してきた。

何気ない一言だけれど、ここのところpre schoolに行きたくないといわれると
私は半分怒って、「大将には行ってもらわない困るの!ママはおうちのお仕事したいから!」
と本音のまま伝えていた。

午前中の2時間だけが集中して家事をこなせる時間。
とはいっても我が家にはもう一人、怪獣娘がいるのでそうもいってられない。
ただ、なんとか一人なら、おんぶしながらなんとか家事をこなせる範囲内。

で、それが出来ると午後は夕食の支度までは、子どもたちにびっちりと
付き添う日々。夕ご飯の準備まで出来ているとかなり心にも余裕が出来るし、
家事も片付いていると、カリカリしないし、余裕を持って子どもにも接する
ことが出来るので、大将を送り出した2時間をとにかく、1日の家事の8割を
こなしている。(と思っている)でも、家事に終わりはなく、というより、あれも
これも、どんどん増えていく感じで、永遠に終わりはこない。いつもあれも、これも
残ってる・・・と敗北感を感じながらBEDにつく日々。
時間がとにかく足りない、その前に体力が続かない、年齢を感じてしまう・・。

そんなこともあって、日本から戻ってきた11月から
息子氏を週5日と、朝の9;15-12;00までpre schoolに通わせることにした。
日本から帰ってきた当初はもとの生活に戻るまでに愚図ることも多く
特に「pre schoolに行かない!ママと一緒にいる!」と朝はごねてばかり。

時間のない朝に限ってごねるし、太陽もぐずるしで、朝からもう爆発気味の私。
「ママは大将にpre schoolに行ってもらわないと困るのよぉ!!」と
一喝していた。そんなことを叫んで1週間ほどたったある日から
特に愚図ることもなく、「今日もpre schoolだよね?」と
確かめる大将だったので、「そうだよ」と返事をしていた私。

でも、本日の朝の大将の一言で、本人は自分のためより、ママのためにpre schoolに
行っている、嫌だを言わないつもりだよ(言ったらママが困ってしまうんだよね?)
と伝えてきたようで、なんだか切なかった。

pre schoolで彼もHAPPY私も家事がこなせてHAPPYと勝手に
思い込んでいるけれどやっぱり寂しいこともあるのだろうか???
お迎えに行くときはとにかく、にこにこして待っているし
(まぁ、お迎えが嬉しいんだろうけれど)先生からも、特にpre schoolで
愚図っているとか、嫌がっている話はこの1年聞かない。
楽しんではいるようだけれど・・・。

ただ、ここ最近、私が憤りを感じたり、ため息をついていると

「ママ一人になりたい?」
「あっ大将、うるさくしちゃダメだよね?」
という大将。

はっとさせられる私。
「ママは一人になりたいの!!」
「大将、少し黙っていて!!!」

とここ毎回最近叫んでいたな。。。。と。

こんなこともあり、私のあまりの本音が


大将が(家に)いない=ママはHAPPY
大将が(家に)いる=ママはUNHAPPYという図式になってしまったんだろうなぁ。

「ママは大将がpre schoolで楽しく遊んでいることがHAPPYなんだよ。
つまらないでえんえん泣いているのは、HAPPYじゃぁないの。」と
付け加えておいたけれど・・・・

恐らく心のどこか(本心)を息子に見透かされていたことが
一番ショックで、そういう想いを感じさせてしまったことが申し訳なく、切なく
もなったわけです。



太陽が生まれて、幸せもさらに増えたけれど、正直しんどいこともある。
そして、ママも時として、一人になったり、集中して物事を取り組みたいんだよ~。
でも、それはあなたが嫌いということではけしてないんだよ・・・
あなたと心ゆくまで遊びたいから、午前中の時間ママは集中して、ガンバって
おうちのことこなしているんだと。

でも、ここ最近、彼の存在を消したい自分がいたな・・・。無理やりにでもpre schoolに
連れていきたい自分がどこかにいたんだなと反省。

怒りすぎてしまった日は、懺悔のように、帰宅してきた旦那に
「今日も大将を怒りすぎてしまった・・・」と言うものの
返ってくる言葉はなし。彼もなんて言っていいのか分からないんだと思う。

そんな時に今月のVERYを見て、”私と息子たちの関係はみんなに○をもらうためにあるのではない”
という小島 慶子さんの彼女のエッセイに、今回は強く共感したぁ~
(いつもは???と思うことが多いのだけれど;笑)

私はトイレトレーニングの時もそうだけれど、卑怯?というより、大人としてどうなの?と
感じることもあるけれど、育児をしていて困った時に、自分がどれだけ大変か、悲しいか
ということを真剣に、正直に彼に伝えることがある。
私のエゴといったらそうかもしれないけれど、やはり彼にも人が大変だったり困ったり
悲しかったりする気持ちがあるということを理解してもらいたいと思うから。

小島 慶子氏のエッセイでもまさに同じだった。(彼女の場合は子どもたちの
食育について悩んでいて、その旨を泣きながら子どもたちに伝えたそう)

彼女のエッセイの抜粋・・・・
(彼女が最終的に泣いて、子どもたちにどんなに子どもたちの食育が大変かを伝えた後で・・)

もし採点するなら、これは不正解だったでしょう。誰もが納得する美しい正解は育児書に溢れています。でも、私と息子たちの関係はみんなに○をもらうためにあるのではないので、仕方ありません。あなたにもそんなことがありませんか?どの親子にも、何年にもわたる経緯とそれぞれの事情があります。何か一つの出来事を取り出して誰かに話して聞かせても、決してその親子の間の感情のやり取りや、言葉の持つ意味は他人にはわからないのだと思います。「それは行き過ぎよね」「もっと賢いやり方があるのに」など、他人の話にいくらでもダメ出しができますが、自分のこととなると「そうするしかなかったんです」と言いたくなるのは、この世に一つとして同じ親子関係がないからでしょう。私の育児は正しいのか、私はいい親なのか・・・・それで悩んでいることにおいては、みんな同じなんだけれど。

(中略)

これは私の話。きっとあなたにはあなたの、絵にならない○があるでしょう。親同士がやり方の違いを超えて「子育ては大変だけど素晴らしい」という点で共感するのと同じように、親子も様々な向き合いを経て「誰かと
一緒にいるのは大変だけど素晴らしい」というただ一つのことを、互いに学ぶのかもしれません。一緒にがんばろう!親も子も。


と最後は締めくくられていました。
私も誰かに、私と大将の関係に○をもらうために、日々育児をしているのでは
ないということ。言うなれば、目指すところは、大将もhappy ママもhappyに
なるためにいくつもの、いくつもの、山を現在乗り越えている最中なのです。

育児書を見れば確かに、いかにも正しそうな育児方法がたくさん挙げられ
また、それが出来たら、それにこしたことはないのかもしれないけれど、
そう、いかないところに、親子の格闘があり、逆に言えばだからこそ、
親子として絆を深めていくのかもしれない。

子育てって子どもを育てているようで、自分育ての育自と常々感じております。
これが正解!というのはないし、100人のママがいたら100通りの育児があるのです。

自分が信じた道を方法を貫いて、子どもと一緒にHAPPYになっていく育児が出来れば
それが本当に良いこと。

こういう方法が本当にいいかどうかは分からないけれど、私は3歳の息子にそういう
自分の気持ちを正直に伝えないと、育児が続けられない。心に悶々と秘めていて
いつかそれが爆発し、自分が壊れてしまって育児が出来なくなることが一番怖いとも思う。
こんな母ですが、大将と太陽を育てていけれるのは、やはり自分だと思うし。
(※ただ、改善点としては、瞬間湯沸かし器のようにすぐに怒ってしまったりせず、
本音を言う前に、もうちょっと時間をかけたいとは思ってます)

だからこそ、彼を愛している!!!!本当に心から愛しているということも同時に
もっともっと伝えていかなきゃなぁ~。

生活していることだけで、精一杯になりつつある今日この頃。
余裕を持って育児は最高の目標だけれど、いつまでだってもアップアップでしょう。


愛しているよ、大将。
ママもママ3年生として、まだまだ成長していかなきゃね。がんばります。
そして明日からもよろしくね。
by nachimama83 | 2011-11-17 08:02 | 3歳~3歳半