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アイリッシュと国際結婚。イギリスバーミンガムでの出産・育児を記録していきたいと思います。6歳男児と3歳女児を育児中!


by nachimama83
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~手先の訓練~

1歳になったくらいから、大将に手先の訓練として、こんな遊びをしかけて
みました。大将はけっこう気に入っているらしく、今のとこと1日2~3回
遊びます。


家にあった入れ口の小さな瓶に、これまた家にあった、積み木ブロックの
一部の丸い玉を用意しました。
~手先の訓練~_d0150199_824309.jpg

どうやって遊ぶか?というと
大将がこれらの玉をとって瓶に入れていくだけのシンプルな遊びです。
でも、これ、結構集中して遊びます。
~手先の訓練~_d0150199_826336.jpg
なぜこういう遊びをしかけたかというと・・・・

一番の理由は先々鉛筆をしっかりともてる筆圧力をつけていくための準備です。
また、集中力・手先の器用さを養うことも含まれています。


~手先の訓練~_d0150199_828193.jpgそんなことをしなくても・・・・最終的には鉛筆だってもてるようになるのでは?というご意見もあると思います。全くその通りなのですが、我が家では大将が鉛筆をある程度握れるようになったらプリント学習につなげていきたいという目的があります。プリントをこなしていくにはそれ相応の筆圧力が必要になるため、焦るつもりはないのですが、出来るのを待つというより、出来るようにしていきたいというのが本音です。

話が少しそれますが、幼児期はひらがなやかたかなが読めるという読みの能力
ひらがな・かたかなが書けるという書きの能力はに子ども子どもで開きがあることがあります。

BESTな状態は両方ともに力があるということなのですが、読むのは得意で書くのは
嫌い、書くのは好きだけれど、読むのは苦手ということがあっても不思議ではない
のです。

読める=書けるではないということ。

というのは・・・・
言葉を吸収し、理解する、読めるようになるというのは、日々の語りがけ&インプットで
脳が学習していくわけですが「書く」という力は、手先を使うことでしか高められず、
ある日突然、何もしないで急に鉛筆を持って書けるようになるということは残念ながらありません。
いや!うちの子は鉛筆もちがすぐ出来た!という方もいらっしゃるかもしれませんが、
それはすばらしいです!生活の中で筆圧力・手首の力をつけるべく、お子さんが色々な
ことに挑戦していたからですよぉお!


我が家では手先(指)を使う・指に力を入れるという遊びの中での訓練が始まりました。

~基本編~

大将は以前、大きなボールをわしづかみにして、所定の位置に動かすということは
出来ました。(その時の日記はこちら
~手先の訓練~_d0150199_8272245.jpg今回はそれよりもSTEP UPということで、指をうまく使わないと持てない小さな玉を、入れ口がせまい(※せまいがPOINTです。)瓶に入れるというシンプルなところからはじめました。指をうまく使って、玉を持ち、集中しながら瓶の入れ口に玉を持っていかないと入れ口が狭いのでうまくいきません。5回に1回ほど、玉が瓶に入りません。集中し注視しながら入れていく作業となります。

~応用編~

基本編をクリアしたあたりで、玉をうまく持つだけではなく、鉛筆を持ったときを
想定して、指に力を入れる訓練をしたいと思って考えたのがこちらです。


棒に玉をさしておいて、玉を取るように引っ張らせます。これは結構力が
必要です。
~手先の訓練~_d0150199_831230.jpg

~手先の訓練~_d0150199_8315041.jpg


玉をひっぱり取った後に瓶にポトリ。大将ご満悦~
~手先の訓練~_d0150199_8334091.jpg


番外編!?
大将が自分で遊び考え出しました。
自分で入れ物に玉をいれた後で、ひとつずつ玉をとりだし、瓶に入れていきます。
この月齢になると、自分で遊びを考えつくのが見ていておもしろいですね。
~手先の訓練~_d0150199_8344229.jpg


そんな様子はこちら。(※この時は玉入れ自体にはあまり集中していません)




このせいもあってかないか、スプーンの持ち方にも少し変化が出てきました。鉛筆持ち
近づいている!?いや、やっぱりまだまだわしづかみだね(笑)でもじょじょに持ち方にも
変化が出てくるのかもしれません。
~手先の訓練~_d0150199_8365485.jpg~手先の訓練~_d0150199_83836.jpg




これからも遊びながら楽しみながらいろいろなものに挑戦してほしいと思います。




*手先の訓練のその他のおもちゃと三角鉛筆・クレヨン*

手先の訓練は漠然と必要だなと思っていたのですが、先輩ママさんの一言が
頭にずっとあったということも大きいです。彼女はお子さんを日本で右脳開発で
有名なS式に通わせていたことがあり、その時1歳児前半で小さなお豆を
ピンセットでつまんで、ペットボトルに入れていく練習をしたというものでした。
この話を聞いた時は大将が生まれて間もないころで、1歳児でそんなこと
出来るの~!?とも思いましたが、案外出来るかもしれませんね。

我が家では手先の訓練として、ほかにつまみ出しのパズルや、ひも通しのおもちゃなど
チャリティーショップで£1くらいで入手しました。左上の動物の絵のものは
はめると、泣き声が出るようになっているので、大将のお気に入りです♪
くまちゃんのひも通しのおもちゃを見つけた時は嬉しかったぁ!こういのが欲しかったので。
(※大将が気に入るかどうかは別だけど・・・・それこそ・・・すごく疑問・・・・)
~手先の訓練~_d0150199_793170.jpg

左下の時計&はめこみパズルになっているものが、大将が唯一できるパズルです。
右下のお古で使っているソフトパズル。これは普通のパズルと違ってスポンジで出来て
いる立体パズルなので手先で押したりひっぱりだしたりと、手先を使います。
またスポンジなので口に入れても大丈夫なところもいいけれど・・・大将かみ過ぎよ・・・・。


~手先の訓練~_d0150199_7113368.jpg~手先の訓練~_d0150199_7124751.jpg
鉛筆やクレヨンははくもん出版から発売されている幼児用の3角がたを使用しています。子どもが握るのは本当にちょうどよいですね。鉛筆の持ち方からその子の学力が見えると言われることがあります。最初が肝心だと私は思ってます。クレヨンのほうは折れにくいタイプのものですがいたずら書きされると落ちにくいというのが残念。


~手先の訓練~_d0150199_8391924.jpgでも、今の大将・・・それ以前の問題!ちょっと書いては鉛筆はすぐ口の中へ・・・。なめないでほしいなぁ~。
我が家はこんな方法でgoodsで遊ばせていますが、生活や遊びの中でも出来ることはたくさんあると思います。goodsがなければ、いけない!ということではないと思っていますがズボラな私はgoodsがあるとありがたい・・・・。


生活の中でといえば、今の時期なら卵ボーロやレーズンのつまんで食べるというのは
まさに手先を使います。ただ、筆力をつけるための手先の力をつけるには、持つだけ
ではなく、指で押したり、ひっぱったりすることが大事です。ダイレクトにお絵かきさせる
ということでももちろんOKかと。

子どもたちのお絵かきの中身が変化していくのは、この書く力(筆力)があがっていく
ことに関係しています。ただの点しか書けなかったのが、やがて線がかけるようになり
丸や楕円が描けるようになったりと変化していきます。自分が思い描いたものを
自由自在に手・手先を動かし書いていくということは、実は子どもにとってはものすご
い成長の証なのです。
筆圧が弱かったり、手首の力がなかったりすると、線が薄かったり、思うように形が
描けない・書けないのです。

ですから、お絵かき・いたずら書きだって大事な練習だったりするんですよね。

我が家も最近・・・・鉛筆・クレヨンでじょじょに汚されはじめました(涙)

わが子の成長は親の悲鳴とともに。子どもの成長を喜ぶ回数と私の悲鳴の回数は
比例関係でございます。
by nachimama83 | 2009-11-11 07:50 | *バイリンガル育児・問題集