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アイリッシュと国際結婚。イギリスバーミンガムでの出産・育児を記録していきたいと思います。6歳男児と3歳女児を育児中!


by nachimama83
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ひらがな習得の道のり・・・・ その2

以前ひらがな習得までの記事を書いたけれど、あれから・・・何ヶ月?
結局、わが子は習得までに8ヶ月(途中2ヶ月のブランクあり)かかったように思う。
(以前の記事はこちらこちら

もっと後から学習させたら、習得する時間がもっと短かったのかな?と思うことも
あるけれど、時間のある今だからこそ、毎日ひらがな習得に時間を費やせたので
まぁよしとしてます。ただ、まぁ、本当に長い道のりでした。今までこちらからさせる
中で親の根気がいるインプットだったなぁと。(筆圧がもっとついていたら、ひらがな
を直接書かせて覚えさせるという手もあるらしいけれど、ひらがなを書けるほどの
筆圧はまだなし)

前回の記事を読むと、まぁ、色々と大将が気に入るGoods探しに精を出していたわけ
です。今でこそ、色々と使ってはいますが、大将がひらがなを覚えるのに使ったものはひらがなカードと、ひらがなポスターに無料で使用できるひらがな表読みというかなりオーソドックスなものでした。

これを来る日も来る日も指差し音読。ただ、50音の音読は最初からほとんど
苦労がなかったのですが、恐らく0歳からほぼ毎日、ひらがなの歌をうたい聞かせて
していたので、「あいうえお」「かきくけこ」「さしすせそ」という感じで音では頭に
入っていたよです。ですので、指差しながら表を読んでいく練習はさっと出来るよう
になりました。(数字の表を1~10まで読んでいく感じに似ている)

ただ、一つ一つの文字を実際記憶していく作業はとにかく、時間がかかりました。
最初はイラストが邪魔して、本来のひらがなが読めない、覚えてもらえないのでは
ないか?ということで、イラスト抜きの、ひらがな表等も検討しました。
どの教材もイラストつきのひらがな表ばかりなんだ!と思って、やっとの
ことイラスト抜きのものを見つけて、すぐに使って教えてみるものの
即断念。もともとひらがなに興味がない子どもに、さらに意味のない
表音文字のひらがな表だけを見せて、これが「あ」とかこれが「く」とかいったところで
全く持って覚えられず。

そこでようやく、始めて気がついた私。

多くの子どもはやはり、イラストに頼りながら、ひらがなをイメージを通して
覚えていくということ。(一部のお子さんは文字自体に興味があり、ひらがなだけで
覚えていきますが、わが子はそういうタイプではなかった・・・)
だからこそ、イラストつきの教材のほうが多く、それこそが、市場に長く残っていると
いうことなのかもしれません。断然、イラストがついているひらがな教材のほうが、大将としては記憶しやすかったようです。

そこに気がつくまでは、イラストなしでひらがなで覚えさせよう、覚えさせようと
やっきになっていた自分がいました。でも、母からのアドバイスで、イラスト付きで
もOK、「つ」をつみきと読んでしまっても最初はよし、とアドバイスをもらったら、
私のほうも力が抜けて、なんだか教えるのが楽になりました。
なので、大将は「つ」を見ても「つき」だとか、「つみき」という答えかたをしばらくしていました。
そこで、違うよとは言わずに「そうだね、つみきのだねぇ~」と大きな声で覚えてもらいたいひらながを強調して読み、音で繰り返し認識させることは徹底しました。
そこから、色々な「つ」のつくものを読ませることで、だんだん”つみき”の「つ」
”つき”の「つ」というように、「つ」だけを取り出して記憶できるようになってきました。
イラストあっても覚えていけると分かってからは、逆に私は「ひ」を見たら
「ひこうきみたいにはねがついているよ~」と
ひらがなそのものにイメージをあてはめながらも教えていきました。


色々なところで「ありの」「いぬの」と教えてはいけないと言われていますが
我が家が逆にその方法でひらがな習得させたことになります。
ある意味徹底的にイメージでひらがなを伝えていきました。
いかに、ひらがなを大将が気に入るイメージで伝えられるかが習得のPOINT
だったように思います。


あとはとてもベタですが、やはり、本人の名前、旦那の名前だったり、妹の名前を
ひらがなで教えると覚えるのが早かったです。それから、最初、「や」を覚えるの
に苦労していたのですが、大好きなじぃじは山登りが趣味なことを思い出し
じぃじの好きなもの→「やま」で「や」を覚えました。



最後まで覚えるのに苦労したのは「さ」「き」「ぬ」「め」「ね」「わ」「に」「こ」
といった互いに似たような作りのもの。これは本当に何度も読み間違えしたので
何度も何度も繰り返し違いを説明して、本人にも自分が間違えて読んでしまっている
ことを理解させたうえの、習得でした。


ひらがな習得の道のり・・・・ その2_d0150199_2492261.jpgひらがなが読めるようになると、今まで興味を持たなかった以前購入していたDVDだったり、絵本が逆に楽しくなったようで、今いろいろとヒットしだしました。しまじろうのDVDは以前母がバザーかなんかで2年分?くらいのものを購入してくれており、アンパンマンのひらがなDVDはさらに2本追加して購入しました。やはり理解しているものを、または理解しかかっているものを、こうしたDVDで見るとおもしろいらしく、さらに理解度を深めたり、まだ教えていない濁点がつくひらがなを覚えたりして、補助教材としてはありがたいものになってます。


ひらがな習得の道のり・・・・ その2_d0150199_2421344.jpgひらがな習得の道のり・・・・ その2_d0150199_2431314.jpgひらがな習得の道のり・・・・ その2_d0150199_243521.jpg

↑は友人が勧めてくれた絵本で、だるまさんがシリーズ。大人が読んでもくすくすと
笑ってしまい、我が家では読み聞かせの定番絵本となってます。
「だるまさんが」「だるまさんの」「だるまさんと」
この絵本は本当におもしろくてかわいですね。特にひらがな習得のための絵本で
はないのだけれど「だるまさんの」の絵本には「て」「は」「め」「け」「お」と言ったような
目を奪われるイラストと、一文字のひらがなを使って話が進んでいくので、これはひらがなを覚え途中の大将にも大ヒットして結局シリーズ全部購入しました。本人はこの本を全て音読して、妹に読み聞かせをしています。最近は太陽もケラケラと笑い、親子3人の楽しいひと時です。

↓全く関係ないのですが、太陽も大好きな「だるまさんが」大将がやると
もっとげらげら笑うのですが・・・・。


ひらがな習得の道のり・・・・ その2_d0150199_7464293.jpgまた、ひらがなに関する絵本は5,6冊持っている中で、結局大将にヒットしたのはこちらの絵本でした。五味 太郎氏の絵本でもひらがな関係のものが複数出版されていますが、我が家はこの絵本がヒットとなりました。本の中に出てくる表現が「わすれんぼ」とか「こらっ!」とか「めっ!」とか普通のひらがな表には出てこないような表現が多いので、逆にそれがうけたようです。読んでいる私も楽しくなってこれは今でも一緒に何度も読んでいます。

このような感じで8ヶ月にも及ぶ、ひらがな習得の道のりはここで一旦終了。
(※うち2ヶ月は出産のため、練習お休みなので実質は6ヶ月かな?)
でも、ひらがな読みはスタートであって、ゴールでも何でもないのね・・とほほ・・
覚えたひらがらを使って、すらすらと文章読みできる練習が始まっています。

カタカナは・・・少しママがお休みしたいので、カタカナ表の音読のみしていて
(音読しながら、カタカナの形を頭になんとなく入れてもらう)
覚えるのはもうちょっと先にします。

*************************

話がひらがな習得からちょっとそれてしまいますが・・・・

ここ最近特に感じるのは、下の太陽が生まれてきたので、比較対象がいる
というのも大きいのですが、

大将は音・リズムの人。
太陽は視覚(感受性)の人。

うまく説明できないのですが、とにかく、大将は音楽だったり、リズムが大好きなので
何かを習得させたいとき、歌だったり、リズムをとりながらインプットすると入りやすい
のです。おおげさに言うと、本の読み聞かせも読み聞かせではなく、私は歌って
いました。すると、色だったり、数字だったりを、音とリズムに合わせて覚えていくことが
多かったのです。ですから、ひらがなも、歌で聞かせしていのたは、大将には特に
有効でした。ひらがなの音が最初に頭に入っていたので、後は音と、ひらがなを
マッチングさせていくという作業にうつればよかったので。(にしても、最終的に
全部覚えるのは時間がかかったのだけれど)
(現在も曜日を歌って聞かせると、頭に入ったらしく、即座に曜日を覚えてしまいました。
でも、これは音だけしか入っていないので、カレンダーで曜日あわせをしているところです)

太陽に関しては恐らく、感受性の人。音楽やリズムが嫌いなわけではないけれど、
大将の時よりも、明らかに違うのは、カラーだったり、模様だったり、ドッツ表と
いったように、目から入ってくる情報にものすごく敏感で、なみなみならず
興味を持っているということ。

そんなわけで
音からひらがなを学習していった大将とは異なり、太陽は恐らく、音+視覚の
ひらがなカードとかでの学習がもっと容易なのではないかな?と希望的観測
ではありますが、感じています。

色々インプットするうえで、子どもが何に興味があり、どういった分野が得意なのかという
ことが把握できると、それを利用してインプットしやすくなるんだぁと改めて痛感しております。

いずれにしても、毎日コツコツとが大事かなと・・・感じる今日この頃。
私も英語勉強せねばな・・・在英6年でこの英語力は恥ずかしいかぎりです。。。
by nachimama83 | 2011-12-07 06:07 | *バイリンガル育児・問題集